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ミールキットのお試しセット比較|まずは1回だけ試したい人へ

夕方のキッチンで、届いたばかりのミールキットの箱を開けて中身をのぞき込む女性 ミールキット
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ミールキットを「まず1回だけ」試すなら、送料込みの総額がいちばん低いのはコープデリのおためしセット(500円・税込・送料込み)です。

ミールキットそのものを月〜金の5日分試したい場合は、2人用の総額ならワタミのミールキットの初回半額(5日分3,000円・宅配料込み)、1食あたりの単価ならヨシケイの「お試し5days」(1食290円〜・税込・配達料無料)が最安になります。

ただしこの2つは、そもそも試している中身が別物です。同じ土俵で値段だけ比べると、届いた瞬間にがっかりします。

私も昔、値段だけ見て申し込んで「え、これミールキットじゃないの?」と箱の前で固まったことがありました。そのつまずきごと、ここで全部お伝えしますね。

※本記事の価格・条件は2026年8月23日時点で各社公式サイトに掲載されている表記をもとにしています。内容は変わることがあるので、申し込み前に必ず公式サイトで最新をご確認ください。

ミールキットのお試しセットとは?1回だけ試せるって本当?

本記事で扱う7社のうち、お試しセットを用意している6社は、いずれも「はじめての方限定・1世帯1回限り」の単発注文として案内されていて、注文しただけで自動的に定期購入が始まる設計にはなっていません。つまり、1回だけで終われます(残る1社のわんまいるにはお試しセット自体がなく、通常価格の都度購入になります。こちらも定期に入らず1箱だけ買えます)。

ただ「1回だけで終われる」ことと「連絡が一切来ない」ことは別の話です。ここを分けて理解しておくと、後で慌てずに済みます。

そして冒頭でも触れたとおり、お試しには中身のタイプがいくつもあります。私が最初に勘違いしたのは、まさにここでした。

1,980円のセットにミールキットが5食入っていると思い込んでいて、届いたのは野菜と果物と加工品の詰め合わせ。がっかりというより、自分の勘違いが恥ずかしかったです。

お試しは「中身」で3タイプに分かれる

まずここを分けないと、比較がぐちゃぐちゃになります。

  • ミールキット型:カット済み食材とレシピが、その日の夕飯として届く(ヨシケイのお試し5days、ワタミのミールキットなど)
  • 詰め合わせ型:その会社の人気商品や旬の食材が箱で届く(Oisix、らでぃっしゅぼーや、コープデリ、パルシステムのおためしセット)
  • 冷凍おかず型:調理済みのおかずが冷凍で届き、湯せんや流水解凍で仕上げる(わんまいる)。ただし後述のとおり、わんまいるには現在お試しセットがありません

「今週の夕飯を回したい」のか、「この会社の食材の質を見たい」のか、「疲れた日の保険を作りたい」のか。目的が違えば、選ぶタイプも変わります。

私の場合、最初に欲しかったのは「今日の夕飯」でした。それなのに詰め合わせ型を頼んでしまったので、噛み合わなかったんですね。

ほとんどのサービスが「1世帯1回限り」

これ、意外と重い条件です。

ヨシケイのお試し5daysは、地域の販売会社の案内で1家族1回限りの限定企画と明記されています。パルシステムのおためしセットは公式サイトで「1世帯1回限り」、らでぃっしゅぼーやのおためしセットも、公式のよくある質問で「初めての方のみ、1回限りのおためし価格でご利用いただけます」と案内されています。

つまり、お試しのチャンスは各社につき1回きり。「とりあえず何社か頼んで比べる」はできても、「今週は失敗したから来月もう一度」はできないということです。

だから私は、お試しを申し込む週を選ぶようになりました。急な残業や外食が入りそうな週に頼むと、その1回きりのチャンスを正しく使えないからです。

申し込む前に、これだけは決めておく

私が今、申し込みボタンを押す前に必ず自分に聞くのは一つだけです。

「この1回で、何を確かめたいのか」。

味なのか、量なのか、受け取りやすさなのか、家族の反応なのか。ここが決まっていないと、届いたものに対して「まあ、こんなものかな」で終わってしまいます。

私は最初、それをやってしまいました。何を見るか決めずに頼んで、感想が「便利だった」しか残らなかったんです。1回きりのチャンスとしては、もったいない使い方でした。


ミールキットのお試しセットを総額の安い順に比較すると?

お試しは「本体価格」ではなく送料込みの総額で見ないと意味がありません。

表示価格が安くても送料が別で乗るサービスがあり、逆に自社配達で送料が価格に含まれているサービスもあります。ここを揃えないと、比較そのものが成立しません。

送料込みの総額で並べた比較表(7社/9プラン)

同じコープデリでも価格帯が500円から1,980円まで開いているので、ひとまとめにせず分けて並べました。7社・9プランという内訳です。

サービス(タイプ)お試しの内容総額の目安(税込)送料
コープデリ(詰め合わせ)カンタン離乳食&ランチセット・全5品(1,750円相当が71%OFF)500円送料込み
コープデリ(詰め合わせ)極 本格中華セット・全5品(2,700円相当が71%OFF)780円送料込み
パルシステム(詰め合わせ)おためしセット4種から1つ(56〜76%OFF)980円無料
Oisix(詰め合わせ+キット)Kit Oisix 定番&人気商品・全15品(9,000円相当が78%OFF)※他5種あり1,980円無料
らでぃっしゅぼーや(詰め合わせ)ふぞろい食材おためしセット・全13品(野菜と果物中心+卵・油揚げなど)1,980円無料
コープデリ(詰め合わせ)人気バラエティセット・全10品(4,950円相当が60%OFF)1,980円無料
ワタミのミールキット(ミールキット)PAKU MOGU/あっ!とごはん/定番おうちごはん・初回1週分が半額(週5日以上)2人用5日で3,000円(通常6,000円)宅配料込み
ヨシケイ(ミールキット)お試し5days・月〜金5日分2人用5日で3,450円〜(約50%OFF・コースにより約30%OFF)※週により変動無料
わんまいる(冷凍おかず)お試しセットなし/健幸ディナー 主菜1+副菜2×5食が最小単位7,860円(都度)・7,360円(定期)※送料込み1,080円(本州・四国・九州)

※出典:各社公式サイト(ヨシケイ「お試し5days」ページ、コープデリ・パルシステム・Oisix・らでぃっしゅぼーや各おためしセットページ、わんまいる「健幸ディナー(湯煎・流水)」商品ページおよびFAQ、「ワタミのミールキット」注文ページおよび半額キャンペーンページ)。いずれも2026年8月23日時点の表記です。

ワタミのミールキットは、注文ページの冒頭で郵便番号の入力を求められるので「地域で値段が変わるのだろう」と思いがちですが、そうではありません。あれは配達できるエリアかどうかを確かめるためのもの(公式にも「一部、お届けできない地域がございます」と注記があります)で、価格そのものは全国一律の価格表として公開されています。

公式の価格表(宅配料込・税込)はこうです。2人用の指定週注文で、週1日なら1セット1,280円、週2〜3日で1,240円、週4〜6日で1,200円。頼む日数が多いほど1セットの単価が下がる仕組みです。3人用は1,920円/1,860円/1,800円。定期注文にするとさらに5%引きになります。

そのうえで初回半額が乗るので、2人用を週5日で頼むと1,200円×5=6,000円が3,000円。この記事で扱ったミールキット型のなかでは、実はここがいちばん安くなります。

「1食あたり」に直すと景色が変わる

総額の安さと、1食あたりの安さは別物です。

ヨシケイのお試し5daysは、公式表記で1食あたり290円(税込)から。コースによって550円までの設定があり、配達料は無料と案内されています。公式に「週により金額が前後いたします」と明記があるので、以下は確認時点の数字です。

計算すると、1食345円 × 2人分 × 5日 = 3,450円。月〜金の夕飯5日分が3,000円台で体験できる、という見方になります。

一方わんまいるは、そもそもお試しセットを用意していません。2026年8月23日時点で公式サイトに並ぶのは「健幸ディナー(湯煎・流水)主菜1品+副菜2品×5食セット」で、都度購入が6,780円(税込)、定期購入が6,280円(税込・1週間分)。1食あたりに直すと1,256〜1,356円、送料1,080円を足すと約1,472〜1,572円です。

数字だけ見れば高いのですが、こちらは調理済みのおかずが届くので、そもそも比べているものが違います。ただ「お試しだから安く始められる」という前提が使えないぶん、最初の一歩のハードルは他社より明確に高いということになります。

らでぃっしゅぼーやのおためしセットは、電話1本で全額返金に応じる保証が付いていて、購入しても定期コースには自動継続されません(利用には別途申し込みが必要と明記されています)。ただし中身は週替わりで、申し込み期限も週ごとに区切られているので、届く食材は時期によって変わります。

Oisixやらでぃっしゅぼーやの1,980円は、品数で割ると1品あたり百数十円という見え方。ただし「1食」に換算できるものではないので、夕飯を何日分回せるかという指標にはなりません。

例外がOisixのCookBoxで、こちらは2,980円で2人前×5日分なので1人1食あたり298円と公式に明記されています。ヨシケイの290〜550円と同じ土俵に乗る、数少ない比較対象です。

ワタミのミールキットも同じ土俵に乗ります。2人用を週5日・初回半額で頼むと3,000円なので、1人1食あたり300円。総額ではワタミが最安ですが、1食あたりの下限ではヨシケイの290円が下を行きます。人数の多い世帯ほどヨシケイの単価が下がる設計だからです。

私はここで一度、頭の中の物差しを持ち替えました。「1食いくらか」ではなく「この1回で何日分の夕飯が浮くか」。この見方に変えてから、選ぶものが変わったんです。

表に出ない落とし穴:ネット上の価格情報が古いまま残っている

これは調べていて実際に引っかかった点です。

わんまいるを紹介している記事の多くが、いまだに「お試しセット3,980円・送料935円」と書いています。ところが公式サイトを実際に開くと、その商品はどこにも見当たりません。現在の表記は5食セット6,780円(都度)/6,280円(定期)、送料は本州・四国・九州が一律1,080円(税込)、北海道・沖縄が2,645円(税込)です。

おそらく過去に存在したお試し企画の情報が、そのまま各所に残っているのだと思います。悪意があるというより、更新されていないだけでしょう。ただ、これを信じて総額を計算すると、支払い画面で2,000円以上ずれます。

送料は、必ず申込画面の合計金額で確認する。私はこれ以来、注文確認のページをスクリーンショットで残すようになりました。地味ですが、あとで家計簿をつけるときにも助かっています。

ミールキットのお試しセットを比較検討する様子
※画像はAIによるイメージ

各社のミールキットお試しセットには実際に何が届く?

「届いた瞬間のがっかり」を防ぐには、中身を先に見ておくのが一番確実です。ここは想像で埋めず、各社が公開している内容から具体例を挙げます。

ヨシケイのお試し5daysの中身は?

ヨシケイのお試し5daysは、コースを1つ選んで月曜から金曜まで毎日届く形式です。公式サイトでは「時短」「手作り・家庭」「本格・外食気分」の3タイプが案内され、それぞれに複数のコースが用意されています。

価格はコースと人数で変わります。★ヨシケイの価格は週ごとに変わります(公式に「週により金額が前後いたします」と明記)。2026年8月24日時点の公式表示では、2人用5日間で3,450円〜(Lovyuクイック・通常6,900円程度の約50%OFF)が最安で、コースによっては約30%OFFのものもあります。1食あたりに直すと290〜550円程度です。配達料は無料で、置き配にも対応しています。

献立は週替わりで、公式サイト上で先の週のメニューを確認できます。つまり「何が届くか分からない」タイプではありません。申し込む前に献立表を見て、家族が食べそうな週を選べます。今週の献立を自分で決めなくていい、というだけで気持ちがずいぶん軽くなる仕組みです。

なお2026年は、9月21日週が全地域で注文受付を休止すると公式のお知らせで案内されています。シルバーウィークに合わせて試そうと考えている場合は、その前後の週を選んでください。

コースごとの献立や、お住まいの地域で申し込めるコースはヨシケイ公式のお試し5daysページで確認できます。

ただし、お試しが安いからといって続けられるとは限りません。通常価格に戻ったあとも払える金額かどうかは、申し込む前に一度計算しておいたほうがいいと思います。

通常価格が高いと感じる理由についてはミールキットは本当に高い?割高と感じる理由と価格の内訳を徹底解説で内訳を分解しています。

Oisix・らでぃっしゅぼーやのおためしセットは何が入る?

ここが意外と知られていないのですが、Oisixのおためしセットは1種類ではありません。2026年8月23日時点で6種類が並んでいます。「Oisixのお試し=1,980円で15品」と思って調べ始めると、実は目的別に選べたと後から気づくことになります。

セット名中身価格(税込)こんな人に
Kit Oisix 定番&人気商品全15品(9,000円相当が78%OFF)1,980円まず定番を広く試したい
デリOisix 特別おためし2〜3人前×3食(通常5,994円)2,980円温めるだけで出したい
Oisix CookBox5日分レシピ+まるごと食材27品(2人前)2,980円平日5日の献立を丸ごと任せたい
腸内環境ごはんKit入り全12品(8,200円相当が75%OFF)1,980円腸を気づかいたい
子育てOisix 親子ごはん全11品1,980円離乳食・幼児食と大人の食事を同時に
ヘルスケアOisix全9品(7,400円相当が73%OFF)1,980円塩分・栄養バランスを整えたい

いずれも送料無料・初回限定で、定期コースへの自動継続はありません。全額返金保証は、デリOisixを除く5種に明記されています。ただし申し込めるのは6種類のうち1つだけです(1回限りのセットのため)。セットによっては申し込みの締め切りが週単位で区切られていて、締切を過ぎると次の回の内容に切り替わります。

つまりOisixを試すときは、「Oisixを試すかどうか」ではなく「6つのうちどれで試すか」を先に決めたほうがいいということです。私は最初これを知らずに定番セットを頼み、その後「CookBoxのほうが自分の目的に合っていた」と気づきました。

らでぃっしゅぼーやのおためしセットは、2026年8月23日時点では「ふぞろい食材おためしセット」の1種類のみです。規格外で店頭に出しにくい野菜を中心に、平飼いたまごや油揚げ、ブイヨンなどを合わせた全13品が1,980円(税込・送料無料)。野菜と果物には農薬等の使用状況や生産者情報を記した紙が同封されると案内されています。

ここで大事なのは、詰め合わせ型は「今日の夕飯」を解決してくれるとは限らないということ。

届いたじゃがいもとにんじんを前に、結局その日も献立を考えていた——というのが、私の最初の体験でした。食材の質を見るには最高の選択肢なのに、私の目的とはずれていたんですね。

コープデリ・パルシステムのおためしセットの違いは?

コープデリのおためしセットは「WEB限定・選べるおトクな3種」という括りで、2026年8月23日時点では次の3つです。カンタン離乳食&ランチセットが全5品で500円(1,750円相当・71%OFF)、極 本格中華セットが全5品で780円(2,700円相当・71%OFF)、人気バラエティセットが全10品で1,980円(4,950円相当・60%OFF)。いずれも税込・送料込みです。

割引率で見ると、実は500円と780円のセットのほうが1,980円のセットより大幅に得をしています。「安いから中身が少ない」わけではなく、入口として振り切った価格設定になっているということです。

ただし条件があります。申し込めるのは1世帯1回1セット限りで、3種類のうち1つしか選べません。加えてコープデリ宅配を利用していない方限定、対象エリアは関東・信越の1都7県です。時期によってセットの入れ替えがあり、終了したセットもあります。

なお公式サイトには「タイプ別診断」というページも並んでいますが、これはおためしセットではなく、加入を検討している人向けの診断コンテンツです。おためしセットの4つ目だと思って開くと、少し肩透かしを食らいます。

パルシステムのおためしセットは、2026年8月23日時点の公式ページで「品質実感」「離乳食&時短ごはん」「こだわり肉」「魚を愉しむ」の4種類が並び、いずれも980円(税込・送料込み)です。こちらも「ご加入の前に1世帯1回1セットに限り」という条件が付いています。

面白いのは、同じ980円でも元の値段が違うことです。品質実感が通常2,278円の56%OFF、こだわり肉が3,313円の70%OFF、魚を愉しむが3,510円の72%OFF、離乳食&時短ごはんに至っては4,218円の76%OFF。中身の量で選ぶなら、割引率の高いセットのほうが単純に得をします。

なおパルシステムには、加入と同時に申し込むと180円、3週間の「おためし宅配」と同時なら品質実感おためしセットが380円になるという案内も公式に出ています。ただしこれは「加入する前提」の割引なので、まだ迷っている段階なら通常の980円で頼むのが素直だと思います。

生協系の面白いところは、セットのコンセプトがはっきり分かれていること。「離乳食を試したい」「魚を食べたい」と目的が決まっている人には、選びやすい設計だと思います。

わんまいる・PAKU MOGUは調理済み/子ども向け

わんまいるはお試しセットを持たないので、最小単位が「健幸ディナー 主菜1品+副菜2品×5食セット」になります。都度購入なら定期に入らずこの1箱だけ買えるので、実質的にはこれがお試しの役割です。

ここで一つ、迷いやすい点があります。トップページの「健幸ディナーの申込はコチラ」から進むと、着くのは定期コースの申込フォームです。商品の選択欄に並ぶのは「1週間に1回、1週間分お届けコース」「2週間に1回、2週間分お届けコース」の2つだけで、単発で買う選択肢がここには出てきません。

1回だけ試したい場合は、この申込フォームではなく商品一覧の「不定期/都度ご注文」から5食セットを単品で買うのが正解です。同じ商品でも入口が分かれていて、定期の入口のほうが目立つ場所に置かれています。

なおわんまいるには、袋タイプの健幸ディナーとは別に「美食弁当」というトレータイプもあります。1トレー(主菜1品+副菜2品)×5種類で都度6,780円(税込)と価格は同じで、こちらは電子レンジで温めるだけ。平均300kcal・塩分2.5g未満という設定です。ただしこちらにもお試しセットはありません。

公開されている週替わりの献立例には、生姜焼きに煮物とナムルを合わせたもの、塩焼きの魚に煮浸しと煮物を合わせたものなど、和食中心の組み合わせが並んでいます。健幸ディナーは1品ずつ個包装の冷凍で、湯せんまたは流水解凍という調理方法です(レンジで済ませたい場合は、後述のトレータイプを選ぶことになります)。

PAKU MOGUは、ワタミ株式会社が運営する「ワタミのミールキット」の3コースのうちの一つです。公式サイトではPAKU MOGU(お子さまがいる方)/あっ!とごはん(とにかく時短したい方)/定番おうちごはん(手づくりを楽しみたい方)という並びで案内されていて、いずれもカット済み・下ごしらえ済みの食材と調味料が届きます。価格表は3コース共通で、初回半額キャンペーンの対象もこの3つです。

公式サイトも半額時の水準を「お一人さま1食あたり300円(宅配料込・税込)」と表示しています。この記事の3,000円という数字は、それを2人×5日分に置き直したものです。

半額の条件は細かいので、申し込む前に押さえておいてください。週5日以上の注文(祝日がある週は4日以上)が条件で、対象は初めて利用する方か6ヵ月以上休んでいた方。割引が効くのは初回お届けの1週分だけで、定期注文は対象外です。

つまり最安の3,000円を取るには「指定週注文で、週5日、初回のみ」という組み合わせになります。週2〜3日だけ使いたい人には向きません。ここは価格以前に、生活のリズムと合うかどうかの話だと思います。


ミールキットお試し後の勧誘は?1回だけでやめられる?

やめられます。ただし「連絡は来る前提」で考えておいたほうが、心の準備ができます。

ここは料金以上に多くの方が気にしているところだと思うので、分かっている範囲で整理します。

勧誘の入口は「電話・メール・DM」の3つ

まず、お試しセットは各社にとって加入の入口です。だから、その後に案内が来ること自体は自然な設計です。

らでぃっしゅぼーやのおためしセットの案内には、後日サービスの案内の連絡をする場合がある、という趣旨の注記が置かれています(公式サイトの注記)。

Oisixについては、私自身は電話を受けた記憶がなくメールだけでしたが、これは一例にすぎません。利用者のブログでは「数日後から2週間後くらいに電話が来た」という体験談も複数見つかるので、来ない前提では考えないほうが安全だと思います。

一方で、パルシステムのおためしセットは宅配便で届くため配達担当者と対面しない、という説明が利用者ブログで見られます。ただしこれは配送方法の話で、電話が来るかどうかとは別問題です。

つまり「訪問されるか」と「電話が来るか」は別々に考える必要があります。対面が苦手な方は、まず宅配便で届くタイプのお試しから始めるのが現実的だと思います。

断るタイミングは、電話が来てからではなく申込フォーム

これが、私がいちばんお伝えしたい実務的な話です。

私が申し込んだときの注文画面には、最後のほうに案内メールや連絡の受け取りに関する同意・選択の項目がありました。ここは会社によって有無も表現も違いますし、画面の作りは変わっていきます。

ただ、共通して言えるのは断る作業は電話が鳴ってから始まるのではなく、申し込みフォームの最後の数行で半分終わっているということ。ここを読み飛ばして「全部同意」で進めてしまうと、後から止めるほうが手間になります。

私は昔、この項目を完全に読み飛ばしていました。フォームの一番下って、早く終わらせたくて流し読みしてしまうんですよね。

今は、申し込み前にお茶を一口飲んで、最後の画面だけはゆっくり読むようにしています。

もちろん、電話が来たときに「今は考えていません」とはっきり伝えるのも、まったく失礼ではありません。断ってからは連絡が来なくなった、という利用者ブログの声のほうが多く見つかります。

生協は「出資金」と「脱退手続き」がひと手間

コープデリやパルシステムは生協なので、加入すると出資金が必要になります。

出資金の額は、加入する地域の生協や口数の設定によって異なります。全国一律の金額ではないので、ここは「いくら」と言い切らず、ご自身の地域の加入ページで確認してください。生協をやめるときには返金されるお金だという点は、各生協が共通して案内しています。

そして手続き。コープデリのよくある質問では、脱退の手続き後、おおむね2週間程度で指定口座に出資金を振り込むと案内されています。ただし脱退には所定の申込書の記入・提出が必要で、電話やネットだけで完結しないという説明が出ています。

「1回だけ試したい」人にとって、この加入と脱退のひと手間は、料金以上のハードルかもしれません。

ただ、コープデリもパルシステムもおためしセットは加入前に注文できる形で案内されています。まず味を見て、それから加入を考える。この順番が取れるのは、ありがたい設計だと思います。

定期に移行しないタイプは、放置でも大丈夫

Oisixやらでぃっしゅぼーやのおためしセットは、注文しただけで定期サービスの会員になるわけではありません。定期の会員制度に入るには、別途申し込みが必要という説明が各社から出ています。

だから「合わなかった」と思ったら、そのまま何もしなくて大丈夫です。解約という手続き自体が発生しません。

逆に、定期コースに申し込んだ後で止めたい場合は、マイページからの停止やスキップの操作が必要になります。ここは会社ごとに締切日が違うので、申し込む段階で「次回分をいつまでに止められるか」だけ見ておくと安心です。

届いたお試しセットの食材を確認する様子
※画像はAIによるイメージ

ミールキットお試しで値段以外に確認すべき3つのこと

料金表に載っていないのに、続くかどうかを分けるものがあります。ヨシケイでもOisixでもコープデリでも、私が実際に確かめているのはこの3つです。

レシピが、疲れた日でも読めるか

これは想像以上に大きいです。

同じ「15分で2品」と書かれていても、レシピの書き方によって体感はまったく違います。工程が番号で並んでいるか、火加減が書いてあるか、切り方の指示と完成写真が一致しているか。

私は一度、レシピの手順を三度読み直して、それでも段取りが頭に入らなかったことがありました。作れなかったわけではありません。ただ、その日の私にはもう、読む力が残っていなかったんです。

お試しの日は、レシピを声に出して読んでみるくらいの気持ちで見てください。疲れた頭で読める文章かどうかは、味と同じくらい重要な比較軸です。

洗い物がどれだけ残るか

副菜付きのミールキットは1食が完結して便利ですが、その分だけ調理器具を使います。

私が主菜と副菜のセットを作った日、シンクに残ったのはフライパンが2つ、ボウルが1つ、まな板と包丁、菜箸とお玉、それに副菜用の小鍋でした。作り終えて振り返った瞬間の「まだこれがあるのか」という感覚は、今でもよく覚えています。

品数が多いほどお得だと思っていた私の考えは、この日にひっくり返りました。

お試しの日は、調理後にシンクに何が残ったかを数えてみてください。料金表には載っていない、でも毎日の疲れに一番効く数字です。

なお、洗い物そのものを減らしたいなら食洗機や自動調理鍋という選択肢もありますが、そこは宅配サービス選びとは別の話なので、ここでは触れる程度にとどめます。

受け取り方が、自分の生活に合うか

置き配ができるかどうかは、続くかどうかに直結します。

ヨシケイは公式サイトで、保冷性のあるボックスでの置き配に対応していること、希望者には鍵付きのボックスを貸し出していることを案内しています。PAKU MOGUも、鍵つき保冷ボックスを無料でレンタルできると案内されています。

一方でわんまいるは、よくある質問で宅配ボックスの指定は控えてほしいという趣旨の案内をしていて、非接触の受け取りを希望する場合は配送を担う運送会社に直接申し出るよう促しています。

ここは会社ごとに考え方がはっきり違う部分です。毎日届く自社配達型なのか、週1回のクール便なのか。受け取りの現実味は、実際に1週間やってみないと分かりません。

冷蔵か冷凍かは、今週の予定で決める

最後にもう一つ。お試しを申し込む週の予定を、カレンダーで確認してください。

冷蔵タイプは到着後すぐに使う前提なので、急な外食や残業に弱いです。逆に冷凍タイプなら予定が崩れても待ってくれますが、冷凍庫の空きが必要になります。

私がわんまいるの5食セットを頼んだとき、届いた箱は食パン2斤くらいの大きさで、冷凍庫の1段がまるごと埋まりました。作り置きのご飯や氷を慌てて別の段に移したあの夜のことは、忘れられません。

冷凍を試す前に、冷凍庫の1段を空けておく。これだけで、届いた日のバタバタが一つ減ります。


ミールキットお試しセットのデメリット・向いていない人は?

良い面だけ書いても選べないので、ここは正直に書きます。

続けると通常価格に戻る(そして今後も戻り続ける)

お試し価格は入口の価格です。翌週からは通常価格に戻ります。

ヨシケイのお試し5daysは1食290円(税込)からという表記ですが、これは初回限定の設定です。通常価格に戻ると1食あたり690〜880円(コースにより変動)で、体感はだいぶ変わります。一方わんまいるには初回限定価格そのものがなく、最初から通常価格です。

ここは構造の話として理解しておくと、判断がぶれません。お試し価格は、各社が「入口のハードルを下げるための投資」として設定しているもの。だから安くできるのであって、通常価格が高いわけではないんです。

そして原材料や物流のコストが上がる局面では、通常価格が動くこともあれば、お試しセットの品数や内容が入れ替わることもあります。実際、コープデリのおためしセットは時期によってセットが入れ替わり、終了したセットもあります。

つまり「今このお試しが安いか」より「通常価格で続けられるか」を見るほうが、長い目では失敗しません。お試しの段階で、通常価格のページも一緒に開いておく。面倒でも、やっておいたほうがいい作業です。

生鮮系は予定変更に弱く、冷凍系は場所を取る

冷蔵タイプは、その週に家で食べることが前提です。毎日届くタイプなら、なおさら予定に縛られます。

冷凍タイプはその弱点を解決してくれますが、代わりに冷凍庫という物理的な制約が来ます。先ほど書いたとおり、5食分でも1段は覚悟しておいたほうがいいです。

どちらにも弱点があるので、「今週の自分の生活はどちらの弱点なら許せるか」で選ぶのが現実的だと思います。

アレルギー表示が事前に見られないことがある

家族にアレルギーがある場合、これは無視できない話です。

サービスによっては、届く商品の詳細な原材料表示が申し込み前にすべて公開されているわけではありません。届いてから同封の資料で初めて分かる、というケースもあります。

心配な場合は、申し込み前に問い合わせ窓口で確認するのが確実です。らでぃっしゅぼーやもわんまいるも、公式サイトで問い合わせ窓口を公開しています。

「聞くほどのことかな」と遠慮してしまいがちですが、家族の身体に関わることなので、ここは遠慮しなくていい場面だと思います。

お試しをおすすめしない3タイプの人

正直に言うと、次のような方には積極的におすすめしません。

食費を1円でも下げたいのが最優先の人。特売の食材を買って自分で作るほうが、単価としては下がる前提で考えたほうがいいです。宅配で浮くのは主にお金ではなく「考える時間」なので、そこに価値を感じられないと割高に見えます。

冷凍庫に空きがない人。冷凍おかず型は5食セットでも棚1段を使うことがあり、作り置きや冷凍ご飯を常備している家庭では場所の取り合いになります。まずは常温・冷蔵中心のセットか、その日に使い切るミールキット型から試すほうが無難です。

不在がちで置き配が使えない人。会社によって置き配の可否も、宅配ボックスの扱いも違います。受け取りのたびに再配達の連絡をするのが負担になるくらいなら、そこが解決するまでは見送るという判断もありだと思います。


窓辺のテーブルでスマホを見ながら、ミールキットのお試しセットをノートに書き出しているところ
※画像はAIによるイメージ

宅配のお試しセット以外に、単品で買う選択肢もある

ここまで宅配サービスのお試しセットを比べてきましたが、そもそも定期便の登録をしたくない、という人もいると思います。その場合は、通販で1回だけ買い切れる冷凍のミールキットという手もあります。

宅配のお試しセットが「続ける前提の入り口」なのに対して、こちらは登録も解約もない買い切りです。勧誘の心配もありません。ただし送料込みの1食あたりで見ると、宅配のお試し価格のほうが安いことが多いので、1回で終わらせたいのか、続けるかもしれないのかで選び分けるのが現実的です。

まとめ:目的別にどのミールキットお試しセットを選ぶ?

それでもまだ絞れないときは、Oisixが公式サイトで「おためしセット診断」を用意しています。5つの質問に答えると、自分に合うセットを提示してくれるものです。Oisix公式のおためしセット診断から使えます。

診断を挟まずに決めているなら、Oisixのおためしセットから直接申し込めます。

ただし当然ながら、提示されるのはOisixのセットだけです。他社も含めて比べたい場合は、この記事の比較表に戻ってきてください。「月〜金の5日分を最安で試すならワタミ、1食あたりの安さならヨシケイ」「食材の質を見たいならOisixやらでぃっしゅぼーや」「とにかく安く始めたいならコープデリやパルシステム」という軸で考えると決めやすくなります。

結論を一つに閉じるつもりはないので、目的別に並べます。私が今、友人に聞かれたら答える順番そのままです。

  • 今日・今週の夕飯を回したい → ヨシケイのお試し5days、またはワタミのミールキットの初回半額。どちらも月〜金の5日分が届き、献立を考える作業そのものがなくなるのが最大の価値だと思います。2人分の総額ならワタミ(3,000円)、1食あたりの単価と献立表の見やすさならヨシケイ。2人分をまとめて置き換えたいのか、1食ずつ組み立てたいのか。ここで選ぶ側が変わります。
  • その会社の食材の質を見極めたい → Oisix・らでぃっしゅぼーや。品数が多く、野菜や果物そのものを確かめられます。ただし「今日の夕飯」の解決にはなりません。
  • 疲れた日の保険を作りたい → わんまいる。ただしお試しセットがないので、いきなり7,360円(6,280円+送料1,080円)からのスタートになります。調理済みで湯せんか流水解凍だけという手軽さは随一ですが、冷凍庫の1段を空けられるかと、この初期費用を許容できるかが分かれ目です。
  • とにかく安く様子を見たい → コープデリの500円セット。ミールキットではありませんが、支出のリスクがほぼゼロで生協の商品を確かめられます。
  • 目的がはっきり決まっている(離乳食・魚・肉など) → パルシステムの980円セット。4種類からコンセプトを選べるのが強みです。

そして、どれを選ぶにしても最後にお願いしたいのは、申し込む週を選ぶことです。

1世帯1回きりのチャンスなので、残業や外食が重なりそうな週にぶつけてしまうと、届いたものを正しく判断できません。

私も「便利だった」で終わってしまった1回があります。あの1回を、もう少していねいに使えばよかったな、と今でも思うんです。

あなたの今週の生活の中で、いちばん助けてほしい場面はどこでしょうか。そこに合う1社から、1回だけ。それで十分だと思います。


よくある質問

ミールキットのお試しは1回だけで終われますか?

本記事で扱った各社のうち、お試しセットがある6社は、はじめての方限定の単発注文として案内されていて、注文しただけで自動的に定期購入へ移行する設計にはなっていません(わんまいるはお試しセット自体がなく、通常価格の都度購入です)。Oisixやらでぃっしゅぼーやのように定期会員への申し込みが別途必要なタイプなら、そのまま何もしなくて大丈夫です。

お試し後に勧誘の電話は来ますか?

来る場合があります。らでぃっしゅぼーやは公式の注記で後日案内の連絡をする場合があると書いていますし、利用者のブログでも電話やメールを受けた体験談が見つかります。申し込みフォームの最後にある連絡の受け取り設定を確認し、電話が来たらはっきり断って大丈夫です。

生協の出資金は返ってきますか?

コープデリのよくある質問では、脱退の手続き後おおむね2週間程度で指定口座に振り込むと案内されています。ただし所定の申込書の提出が必要で、金額も地域の生協ごとに異なるため、加入前にご自身の地域のページで確認してください。

お試しセットの価格はいつまで有効ですか?

本記事の価格は2026年8月23日時点の公式表記です。キャンペーンやセット内容は時期によって入れ替わるので、申し込み直前に必ず各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。

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ミールキット選びは、料金・お試し・向き不向きを分けて見ると迷いません。

この記事を書いた人
結城紬

「宅配って高いんでしょう」——そこで止まってしまう方に、送料まで入れた本当の金額をお渡ししたい。このサイトでやりたいのは、それだけです。

毎日のお仕事と夕飯づくり、おつかれさまです。フルタイムで働きながら、夕飯に追われている結城です。以前はスーパーで「今日どうしよう」と立ち尽くす毎日でした。食材宅配やミールキットをひとつずつ調べるうちに、少しだけ肩の荷が下りた気がしています。

料金や条件は、公式の表記を確かめてから書いています。確かめられない数字は書きません。合わない方のことも、正直にお伝えします。

記事の中で「ここ違うのでは」と思われたら、ぜひ教えてください。

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