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食材宅配サービスのお試しセット・おためし|初回の中身と申込みの流れ

夕方の台所のテーブルに夕食が並び、横に野菜とレシピカードの入った宅配の箱が置かれている 食材宅配
本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。

食材宅配のお試しセットは、そのサービスを初めて使う人が1世帯1回だけ申し込める割引価格の体験セットです。今回の12社では、確認できた10社が「自動継続にはならない」と公式に明記していました。★ただし坂ノ途中とわんまいるの2社だけは形が違い、単発のお試しセットではなく定期宅配の初回が割引になる形です(詳しくは後半で扱います)。中身は大きく、野菜や卵が詰まった食材ボックス型、レシピと下ごしらえ済み食材が届くミールキット型、温めるだけの冷凍おかず型の3つに分かれます。このうちミールキット型だけを1回試したい場合はミールキットのお試しセット比較にまとめています。

だから最初にやることは、どこが安いかを探すことではなくて、自分が欲しいのはどのタイプかを決めること。

私も以前は「とりあえず一番安いやつ」で申し込んで、届いた野菜を前にまた献立を考えることになって、結局そこで止まってしまいました。これまでに各社の公式ページを条件まで並べ直してきましたが、今も続けているのはヨシケイのスマイリーミール(旧プチママ・2人用)だけです。残りは私の生活に合わなかったというだけで、どれも悪いサービスではありませんでした。

この記事で取り上げるのは、らでぃっしゅぼーや/Oisix/大地を守る会/ISETAN DOOR/ビオ・マルシェ/ヨシケイ/わんまいる/坂ノ途中/パルシステム/コープデリ/おうちコープ/生活クラブの12社です。

お試しセットとは?なぜ通常価格より安く試せるのか

そもそも「入会前の体験用」として作られている

食材宅配のお試しセットは、そのサービスを初めて利用する人向けに用意された、通常より安い価格で買える体験用のセットです。

多くの会社が1世帯1回限りで提供していて、気に入ったら本契約に進むという仕組みになっています。

つまり「入会の前に中身を見せます」という案内状のようなもの。ここで合わなければ、そのまま何もせず終わっていい、という前提で作られています。

割引率が5割を超えることもある理由

お試しセットは、通常価格から大きく割り引かれた価格で提供されることが多く、割引率が5割を超える案内も珍しくありません。

らでぃっしゅぼーやのおためしセットは通常5,500円相当の商品が1,980円(税込)、Oisixのお試しセットは通常8,000円相当が1,980円(税込・送料無料)といった案内が出ています。大地を守る会も約10,000円相当(税込)が80%OFFの1,980円(税込)・送料無料で、食材全15品にレシピが付きます(2026年9月28日確認)。

なぜここまで下げられるのかというと、会社側にとってお試しセットは「広告費」だからです。

チラシを配るかわりに、実物を食べてもらう。そう考えると、私たち利用者側は「広告をもらう側」なので、遠慮する必要はまったくないんですよね。

私が最初にここで勘違いしていたこと

恥ずかしい話ですが、私は最初「お試し=勧誘されるやつ」だと思い込んでいました。

でも実際には、コープデリのおためしセットはヤマト運輸のクール便で届くためスタッフとの対面が不要と案内されていますし、パルシステムのおためしセットも宅配便で届くので担当者と顔を合わせずに済みます。

もちろん会社や地域によって違いはあります。おうちコープのお試しセットはスタッフの手渡しで、受け取り時に現金500円で支払う形と案内されています。

対面が苦手なら「宅配便で届くタイプ」を選べばいい。それだけの話でした。


中身は何が届く?3タイプ別の違いと選び分け

結論:確かめたいことによって選ぶタイプが変わる

お試しセットの中身は、野菜や肉、魚、調味料がセットになっているものもあれば、レシピ付きのミールキットで届くものもあり、内容はサービスによってさまざまです。

整理すると、だいたいこの3つに分かれます。

  • 食材ボックス型:旬の野菜・果物・卵・加工品などが詰め合わせで届く/確かめたいのは「食材の質と買い物の代わりになるか」
  • ミールキット型:下ごしらえ済みの食材とレシピがセットで、作る前提/確かめたいのは「献立を考えない生活が合うか」
  • 冷凍おかず型:温める・解凍するだけで食べられる/確かめたいのは「調理ゼロの日が作れるか」

ここを間違えると、せっかくのお試しが「安く買えたけど生活は変わらなかった」で終わります。

食材ボックス型で届くもの

らでぃっしゅぼーやのおためしセットは、形や大きさが規格外のふぞろい食材を中心に、旬の野菜・果物・平飼い卵・調味料などが届きます。2026年9月28日時点の公式ページでは**12品入り**と案内されており、★**中身と品数は週替わり**なので、申し込む時点の公式ページで確かめてください。

大地を守る会は、旬の野菜・果物・肉・卵・豆腐・加工品など全15品。野菜だけでなく肉・卵・乳製品・加工品とバランスよく入るので、入会後のイメージがつかみやすい構成です。

ビオ・マルシェは有機野菜8〜9品目で、定期宅配の「多菜セット」と同じ内容。ここは「野菜の質を見てほしい」という潔い割り切りだと感じます。

坂ノ途中には従来のお試しセットはなく、定期宅配の初回が割引になる形です。旬のお野菜セット7〜13種にお米1kgが付く初回特典が案内されています。

ミールキット型・冷凍おかず型で届くもの

Oisixのお試しセットは、人気のミールキット「Kit Oisix」をはじめ、有機野菜や旬のフルーツ、加工品など全15品程度が送料無料で届きます。主菜と副菜が20分以内で完成する設計と案内されています。

ISETAN DOORは、三越伊勢丹とオイシックス・ラ・大地が組んで運営している宅配サービスで、伊勢丹の惣菜やスイーツなどとOisix系のミールキット・野菜を同じ画面で注文できるのが特徴です。お試しセットも、伊勢丹の看板商品とKit Oisixが混ざった構成で案内されています。「Oisixと何が違うの?」と迷う方が多いところですが、ざっくり言えば取扱商品に百貨店の顔が乗っているサービス、と捉えると分かりやすいと思います。

ヨシケイは月曜から金曜までの5日分が毎日届く形。管理栄養士が監修した日替わりメニューで、カット済み食材で10〜15分で完成する「カットミール」や、お手頃価格の「スマイリーミール(旧プチママ)」などから選べます。価格を抑えて始めるなら、このスマイリーミール(旧プチママ)の2人用が入口になります。名称は変更されているので、古い記事やSNSでは「プチママ」の表記のまま残っていることがあります。

わんまいるは主菜1品+副菜2品を1セットにした冷凍おかずが5食分。湯せんまたは流水解凍で最短5分と案内されています。

コープデリのおためしセットは、人気バラエティセット・本格中華セット・すくすく子育てセット(離乳食&ランチ)の3種類からの選択で、すべて冷凍食品。レンジで温めるだけの簡単調理です。

生活クラブのお試しセットは、肉の詰め合わせ・冷凍食品のセットなど複数の中から1つを選ぶ形で、地域によって選べる内容が変わると案内されています。申し込み前に、自分の住む地域のページでどのセットが表示されるかを見ておくと確実です。

中身を見て「その先の毎日」を想像する

私がヨシケイのスマイリーミールを今も続けているのは、味が飛び抜けていたからではありません。

「冷蔵庫を開けて考える」という工程が、私の生活からいちばん消えてほしかったからです。

だからお試しの箱を開けたとき、見るべきは商品そのものより、それが届いた日の自分の動きなんですよね。


どこがおすすめ?12社の価格・送料・品数・エリア比較表

総額(税込)でそろえた一覧

各社が公開している案内をもとに並べます。金額はすべて公式サイトの表記で、2026年9月15日時点で確認できた内容です(らでぃっしゅぼーやと大地を守る会は2026年9月28日に取り直しています)。キャンペーンは時期によって変わるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新をご確認ください。

ヨシケイのお試し5daysは公式が「1食あたり」で案内していますので、他社と横に並べるために私のほうで総額に直しています。その旨は表のセル内にも入れました。

サービスタイプ総額(税込・公式表記)送料品数配送エリア
らでぃっしゅぼーやボックス1,980円無料12品(週替わり)全国
Oisixキット+ボックス1,980円無料15品程度全国
大地を守る会ボックス1,980円無料15品全国
ISETAN DOORキット+ボックス1,980円無料8品程度全国(地域手数料は中国180円〜沖縄880円)
ビオ・マルシェボックス1,500円無料8〜9品目全国(一部離島除く)
ヨシケイキット3,350円程度〜(2人用5日分の総額。公式は1食あたりで案内しているので「1食あたりの金額×2人×5日」で総額に直した。コース別・公式のお試し5daysページに合計の記載あり)無料5日分全国(一部地域除く)
わんまいる冷凍通常6,280円→初回5,780円(500円引き)1,080円(北海道・沖縄2,645円)5食全国(一部離島除く)
坂ノ途中ボックス定期初回980円〜1,980円別途(エリア・便により変動)7〜13種+お米1kg全国
パルシステム冷凍・定番780円無料6〜8品1都11県
コープデリ冷凍500円〜1,980円無料セットにより変動関東・信越の8都県
おうちコープ冷凍・時短500円無料6品神奈川・静岡・山梨
生活クラブ冷凍・肉など500円無料セットにより変動地域限定

※ISETAN DOORは全国配送で、地域によって地域手数料がかかります(中国180円/青森・秋田・岩手280円/四国380円/北海道480円/九州580円/沖縄880円。それ以外の地域は地域手数料なし)。ISETAN DOORの送料は、定期宅配「ISETAN Weekly DOOR」に登録していれば6,000円(税抜)以上で無料、4,500円(税抜)以上280円、4,500円(税抜)未満780円です(未登録の場合は8,000円以上で無料)。わんまいるの送料は1,080円(北海道・沖縄は2,645円)です。いずれも公式の「特定商取引法に基づく表示」で確認しました(2026年9月28日確認)。

この表を見て、私なら3社に絞ります

事実だけ並べて終わらせるのは不親切だと思うので、私の見方も書いておきます。

もし今日はじめてお試しを選ぶなら、私はOisix・ヨシケイ・コープデリ(エリア内なら)の3社に絞ります。

Oisixは、キットと野菜と加工品が一度に入っていて、1回で「このサービスで暮らしたらどうなるか」の解像度がいちばん上がるから。送料無料・自動継続なしと明記されているのも、初めての1箱として気が楽です。

中身と金額は時期で変わるので、いまの内容は公式で確かめるのが早いです。
👉 Oisixの「おためしセット」の中身を見る

ヨシケイは、5日間連続で届くという形そのものが他社と違います。(コースや料金の調べ方はヨシケイお試し5daysとは?何が届くか・8コース・料金の調べ方にまとめています)1回の箱では分からない「平日の夕方が本当に変わるのか」を、まさに平日5日で試せる。私が続いた理由もここでした。

コースごとの金額と今週のメニューは、公式のお試し5daysのページにまとまっています。
👉 ヨシケイ「お試し5days」の料金と今週のメニューを見る

コープデリは、500円台から冷凍を試せるので「まず宅配という選択肢があること自体に慣れる」入口として無理がありません。ただしエリアが関東・信越に限られるので、対象外の方はここを外して2社で考えることになります。

らでぃっしゅぼーやや大地を守る会、ビオ・マルシェを外したのは質が劣るからではまったくなく、食材の質を見るタイプの箱は、届いてからの献立を自分で考えることになるからです。そこがつらくて宅配を探している人には、最初の1箱としては遠回りになりやすい。逆に「食材そのものに納得したい」が動機なら、この3社から入ったほうが早いです。

送料・最低注文額・支払い方法はどうなっている?

2回目以降にいくらかかるかは食材宅配の月額と値段|コープなど主要サービスの料金相場で整理しています。お試しセットに限っては、送料無料と明記している会社が多いのが実情です。今回の12社のうち、お試しセットの送料無料をはっきり明記していたのは10社です(らでぃっしゅぼーや・Oisix・大地を守る会・ISETAN DOOR・ビオ・マルシェ・パルシステム・コープデリ・おうちコープ・生活クラブの9社に、配送料無料と案内しているヨシケイを加えた数)。残る2社は、わんまいるが地域別、坂ノ途中が別途発生です。逆に、わんまいるは地域別、坂ノ途中は別途と、お試し段階から送料が発生する形です。

最低注文額についても、お試しセットは「そのセット単体で完結する」形なので、追加購入を求められることは基本的にありません。ヨシケイは入会金・年会費・配送料がすべて無料と案内されています。

ただし気をつけたいのは、本契約に進んだあとの送料です。ここは会社ごとにまったく違います。

  • コープデリ:週1回の定期利用が前提で、基本手数料と配送手数料がかかる形。子育て世帯向けや高齢者向けの割引制度が案内されています。
  • Oisix:定期会員(おいしっくすくらぶ)は注文金額に応じて送料が変わり、一定額以上で無料になる仕組み。
  • ヨシケイ:配送料が無料と明記されており、料金は食材の代金のみ。

金額そのものは改定されることがあるので、数字は必ず公式の「送料・手数料」ページで確認してください。継続するかどうかを決めるのは、お試しの味より、この行の金額だったりします。

支払い方法は、ネット完結のクレジットカード決済が中心です。一方でおうちコープのように、スタッフが手渡しするときに現金500円で支払う形もあります。生協系は本契約後に口座振替が基本になることが多く、申込時に口座情報の登録を求められる場合があります。

私はここで一度、カードだけ用意して待っていたら現金払いだった、ということがありました。金額は小さいのに、その一手間だけで「なんだか面倒なサービス」という印象になってしまう。もったいないので、先に確認しておいてほしいところです。

生協系は入会時に「出資金」が必要

ここは検索してもなかなか出てこないのに、あとから戸惑う人が多いところです。

コープデリ・パルシステム・おうちコープ・生活クラブといった生協は、お試しセットの先にある本契約が「入会」=組合員になることで、そのときに出資金を預けます。金額は生協ごとに違い、1口いくらという形で案内されています。毎回の請求に少額を積み増す「増資」の仕組みを持つところもあります。

大事なのは、出資金は料金ではなく預けるお金で、脱退するときに返還されるという点です。とはいえ、返還には手続きと時間がかかることがあり、「やめたのにすぐ戻ってこない」と感じる原因になります。

私は最初、この仕組みを知らずに「入会金を取られるのか」と身構えました。性質がまったく違うと分かってからは気にならなくなりましたが、知らずに申し込むと引っかかるポイントだと思います。金額と手続きは必ずお住まいの地域の生協の公式ページでご確認ください。

なぜ多くの会社が「1,980円」に並んでいるのか

表を眺めていて気づくのは、全国配送の食材ボックス型が見事に1,980円前後へ集まっていることです。

これは偶然というより、新しいお客さんを1人迎えるのにかけられる費用の上限が、各社でそう大きく変わらないからだと見ています。お試しセットは広告費ですから、1件あたりにいくらまで出せるかという計算があり、そこから逆算した価格が結果的に横並びになる。だから「A社だけ異常に安い」ということは起きにくいんですね。

もうひとつ、この数年で競争の軸そのものが動いた実感があります。数年前まで、食材宅配が選ばれる理由は「買い物に行かなくて済む」「産地や栽培方法にこだわれる」ことが中心でした。

けれど今は、ネットスーパーも置き配も当たり前になりました。買い物に行かない手段は他にもある。そのなかで食材宅配が残っている理由は、献立を決めるという工程まで肩代わりしてくれることに寄っています。ミールキット型が各社の主力になっているのは、その表れだと思います。

そして食材そのものの価格が上がり続けているなか、お試し価格だけが据え置かれている。この形は長くは続かないだろうと私は見ていて、調整されるとしたら価格を上げるより先に、品数や1品あたりの量が静かに減るほうだと思っています。「1,980円」という数字は検索されるし、よそのまとめ記事にも引用されるので、会社としてはいちばん動かしたくない場所だからです。実際、比較表を作り直すたびに品数の表記が変わっていて驚くことがあります。

だからこそ、申し込む直前に必ず公式を開いてください。「去年見た記事に980円と書いてあった」が通用しないジャンルです。

数百円のセットと2,000円弱のセットの違い

500円や780円のセットは、冷凍食品や定番商品を数品という構成が中心。手軽さを試すには十分です。

1,980円前後のセットは、野菜・肉・卵・加工品まで入って15品前後。「このサービスで買い物を回したらどうなるか」を見るのに向いています。

どちらが優れているという話ではなく、確かめたいことが違うだけ。

私は最初、金額の安さで選んで、結局「安いお惣菜を買った日」で終わりました。何を知りたいのか決めてから選べばよかったと思っています。

同じ形の無地の段ボール箱が3つ開いて置かれ、それぞれに野菜と食品パックが入っている台所のテーブル
※画像はAIによるイメージ

申込みから到着までの流れは?キャンセル締切に注意

基本の手順は4ステップ

ヨシケイのお試し5daysを例にすると、申し込みの流れはこうなっています。

1. 試してみたいコースを1つ選ぶ(一部コースは販売していない地域あり)
2. お届けする週と利用人数を選ぶ
3. 申込みフォームに必要事項を入力して完了
4. スマイルスタッフが月〜金の5日間、自宅に届ける

申込完了後、スタッフからメールや電話で連絡が入ることがあると案内されています。

他社もおおむね同じで、「セットを選ぶ→お届け日を選ぶ→フォーム入力」の3〜4手です。難しい登録はありません。

配達日時が指定できるかは会社で違う

ここは意外と見落とされます。

らでぃっしゅぼーやは最短5〜8日後から指定可能で、午前中から21時まで時間帯指定ができると案内されています。大地を守る会も火曜から日曜、午前中から21時までの日時指定が可能です。

一方でコープデリはヤマト運輸での配送で日時指定不可(注文から3〜5日後)、パルシステムも宅配便配送で日時指定不可とされています。生活クラブは地域ごとに配送曜日が決まっていて時間指定は不可です。

ビオ・マルシェは自社便が水曜固定(時間指定不可)、宅配便なら日曜を除く週6日で時間帯指定が可能、と配送方法によって分かれます。

ヨシケイは置き配に対応していて、希望すれば鍵付きあんしんBOXを無料で貸し出すという案内があります。

キャンセルの締切を先に確認しておく

申し込んだあとに予定が変わることは、共働きの家庭なら普通にあります。

ヨシケイの場合、申し込みのキャンセルは配達日の前週水曜17時までとされていて、それ以降は受け付けできないと明記されています。申し込む週によって締切日が変わることがあるので、申込画面に出ている締切をその場で控えておくのが確実です。

坂ノ途中は初回割引が定期宅配への申し込み前提で、お届け予定日の4日前を過ぎたキャンセルは受け付けてもらえないという案内が出ています。

「どうせすぐ届くし」と思って締切を見ずに申し込むと、旅行や出張と重なって受け取れない、という事故が起きます。

私はここで一度、日曜に不在なのに指定を確認せず申し込んで、慌てて連絡したことがあります。届く前の確認って、つい後回しにしてしまうんですよね。


自動継続はされる?解約・返金の条件を12社で確認

単発型(自動継続なし)と明記している会社

ここがいちばん不安なところだと思います。

らでぃっしゅぼーやのおためしセットは1世帯1回限りの利用で自動継続はなく、全額返金保証も付いていると案内されています。

Oisixも定期購入への自動移行はなく、1回限りのお試しが可能で、全額返金保証が付いています。大地を守る会も1世帯1回限りで全額返金保証付き、自動継続にはならないとされています。

コープデリのおためしセットは1世帯1回限りで、加入は別の手続きだと案内されています。ヨシケイも入会金・年会費・配送料がすべて無料で、お試し後の継続義務はないという案内です。ビオ・マルシェのお試しセットも1回限りの注文で、自動的に定期コースへ移行することはないとされています。

ISETAN DOORのお試しセットも、Oisix系のサービスと同じく1世帯1回限りの単発購入として案内されており、申し込んだだけで定期会員になる形にはなっていません。

生協4社は「お試し」と「入会」が別の手続き

パルシステム・おうちコープ・生活クラブ、そしてコープデリといった生協系は、少し性質が違います。

これらはお試しセットを頼んだことが、そのまま組合員登録(入会)になるわけではありません。お試しはあくまで単発の購入で、続けたい場合にあらためて加入手続きをし、そこで出資金を預ける流れです。

パルシステムは資料請求やお試しセットの利用だけで加入したことにはならず、加入は別途申し込みが必要と案内されています。おうちコープ・生活クラブも同様に、お試し後に加入案内が届く形で、断ることができるとされています。

ただし、生協は地域ごとに運営組織が分かれていて案内の書き方も少しずつ違います。ここだけは、お住まいの地域のページを開いて「お試しのあとに自動で加入になるか」を確認してください。私は生協系を比べていたとき、同じ名前のサービスなのに県によって書いてあることが違って混乱しました。

整理すると、今回の12社のうち確認できた10社は単発型(自動継続なし)、定期を前提とするのはわんまいると坂ノ途中の2社、という結果でした。あくまで私が公式の案内で確認できた範囲の整理なので、申込画面の表示が優先です。

「定期前提」の形を見分ける方法

わんまいるの初回限定セットは定期購入となりますが、継続義務はなく休会・解約が可能と案内されています。

坂ノ途中はそもそも従来型のお試しセットではなく、定期宅配の初回割引という形。回数縛りはなく1回だけの利用も可能とされていますが、申し込み自体は定期宅配に入る流れです。

私が今やっているのは、申し込み画面で「定期」「継続」「解約」「2回目以降」という言葉を探すこと。

単発型なら、そもそもその言葉が出てきません。定期の初回割引型なら、必ずどこかに「2回目以降は通常価格」といった説明が入ります。坂ノ途中の案内にも、2回目以降は通常価格になると明記されています。

ここを読んでから申し込めば、「勝手に続いていた」という事態はまず起きません。

全額返金保証は「無条件」ではない

らでぃっしゅぼーやの案内では、商品到着後1週間以内に満足できなかった場合、商品の5割以上を残した状態で返品すれば商品代金を全額返金してもらえる、と説明されています。

Oisixと大地を守る会にも全額返金保証が付いていますが、こちらも申し出の期限や返品の条件が個別に定められています。3社とも「食べきったあとで気が変わったら返せる」という制度ではありません。

条件の細かい数字は改定されることがあるので、申し込みページの注意書きをその場で読んでおいてください。

全部食べきってから「やっぱり合わなかった」では対象にならない。当たり前ですが、ここも先に読んでおくと後味が悪くなりません。

解約したいときにどう動くか

定期型に進んだあとで合わないと感じたら、休止か解約のどちらかを選びます。多くの会社が、次回お届け予定の数日前までに、マイページか電話で手続きする形を取っています。

生協に加入していた場合は、前に書いたとおり脱退の手続きと出資金の返還が別に必要になります。

私は解約の連絡をするとき、いつも少し気が重くなります。でも実際にやってみると、引き止められることはほとんどありませんでした。合わなかったと伝えるだけで終わります。

玄関の三和土に置かれた水色の保冷ボックスを、上がりかまちから見下ろしている人の後ろ姿
※画像はAIによるイメージ

デメリットは?向かない人もはっきりいる

スーパーと比べれば割高になりやすい

正直なところを書きます。

食材宅配は、スーパーやネットスーパーで同じような食材をそろえるより、割高になりやすい仕組みです。

理由ははっきりしていて、宅配の料金には食材そのものの値段に加えて、下ごしらえや小分け、配送、そして「誰かが献立を決めた分の手間」が含まれているから。同じ量の野菜と肉だけを比べれば、店頭で買うほうが安く済むのは当然なんですね。

ここで大事なのは、安くなるサービスではなく、時間と判断を買うサービスだと理解しておくことです。私自身、食費だけを並べて比べていた時期は「やっぱり高い」と何度もやめようとしました。

今は、夕方に立ち止まらなくなったことの価値をどう見るかで判断しています。もしそこに価値を感じないなら、無理に続ける必要はまったくないと思います。

私が実際にやめた理由のほとんどは「味」ではなかった

やめた理由を思い出すと、味が理由だったことはほとんどありません。

いちばん多かったのは、献立の主導権が完全に向こうにある期間が続くと、ふと窮屈になることでした。今週は魚を食べたい気分なのに、届くのはそうではない。その小さなずれが積み重なると、箱を開ける前から気持ちが少し重くなるんです。

これは「味付けがマンネリになる」と感じる状態と同じものを、別の角度から見ているだけだと思っています。実際、食材の系統や調味の傾向はサービスごとに確かにあって、しばらく続けると「ああ、この会社の味だ」と分かるようになります。

私の場合、それが気になり始めるのは、はっきり言えば新鮮さが抜けたころ。お試しの1箱では絶対に分かりません。ここだけは、続けてみないと見えない領域だと正直にお伝えしておきます。

今の私はスマイリーミールを使いながら、週のうち何日かは自分で決める日を残しています。全部を預けようとしたときのほうが、かえって続かなかったからです。

1人分・少量には向きにくい

ミールキットは2人前からという設定が多く、1人分だけ作るのは難しい商品がほとんどです。

私も単身の家族に合うものを探して何社か試しましたが、結論としてはミールキット型を1人で使うなら、2人前を作って半分を翌日に回す前提でないと成立しにくいです。生野菜が多いメニューは翌日に持ち越すと見た目も食感も落ちるので、汁物や煮物の日だけ持ち越す、という使い分けが必要になります。

正直、その工夫を毎週やるくらいなら、1食ずつ完結する冷凍おかず型のほうが素直だと思いました。単身の方や、家族の帰宅時間がバラバラで一人分ずつ食べる家庭は、最初から冷凍型で試したほうが失敗が少ないです。

配送エリアと受け取りの相性

生協系はエリアが限定されます。コープデリは東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟、パルシステムは東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟(いずれも一部地域を除く)と案内されています。おうちコープは神奈川・静岡・山梨です。

つまり関西や九州にお住まいなら、500円台の生協のお試しは最初から選択肢に入りません。坂ノ途中は全国対応ですが、自社便は京都・大阪・兵庫・東京・神奈川・愛知の一部と案内されています。

また日時指定ができないサービスもあるので、日中ほぼ家にいない家庭は、置き配の有無を先に確認しておいたほうが安心です。

「安さ」で1社に決めてから受け取れないことに気づく、という順番がいちばんもったいないと思います。


お試しの箱で何を見る?失敗しない比べ方

味より先に「動線」を見る

お試しが届いたとき、つい味の感想から入ってしまいますが、それだけだと判断材料が足りません。

見るべきはむしろ、次の5つです。

  • 箱が届いてから冷蔵庫に収まるまでの時間:想像より箱が大きいことがある
  • 調理を始めてから食卓に出るまでの実感:レシピ通りに進むか、家の鍋やフライパンで足りるか
  • ゴミの量:個包装が多いタイプは、片付けの手間が増える
  • 家族の反応:特に子どもが手をつけたかどうか
  • 受け取りのしやすさ:時間指定・置き配が自分の生活に合っているか

家族の反応は、いちばん正直な判断材料です。偏食のお子さんが手をつけることもあれば、まったく食べないこともあります。こればかりは届いてみないと分かりません。お子さんの好みは本当に個別なので、「他の家では食べた」は根拠になりません。だからこそ、1回分を安く試せる意味があるんですよね。

料理担当が変わるかどうかも見どころ

これは私が長いあいだ見落としていた観点でした。

食材宅配を「自分の時短」としてだけ見ると、比較の軸は時間と金額だけになります。

でも献立がセットで届くということは、料理が自分以外の人にも渡せる形になるということなんですよね。レシピが付いていて、材料が分量どおりに入っている。つまり、料理に慣れていない人でも取りかかれる状態で届いている。

実際、レシピと分量がそろっていると、普段キッチンに立たない人でも手を出しやすくなります。

お試しの5日間のうち1日でいいので、あえて自分が作らず、パートナーやお子さんに渡してみる。これが、お試し期間のいちばん有効な使い方だと思います。うまくいけば、時短どころか担当そのものが減ります。

同じ週に2社は頼まず、同じ曜日に届ける

比較のために2社3社を同じ週に申し込むのは、やりがちな失敗です。

冷蔵庫が埋まり、どちらの味だったか分からなくなり、結局どちらも中途半端に消費して終わります。お試しセットは1回限りなので、期間をずらして1社ずつでもコストは大きく変わりません。

そのうえで地味に効くのが、比べるときは同じ曜日に届くようにすること。金曜の夜に届いたキットと、体力の残っていない水曜に届いたキットでは、同じ内容でも感想がまったく変わります。

私は水曜がいちばんきつい日なので、判断したいときは水曜に合わせます。疲れている日に「これならできた」と思えたサービスは、その後も続きました。

なお採点表を作るのは、私はやめました。点数化すると金額の安い順に並んでしまいますが、実際に続くかどうかは「その箱が届いた日の自分が、少しラクだったか」というたった一つの感覚で決まっていたからです。記録もカレンダーの端に「何分で終わったか」「誰が作ったか」だけ。細かく書こうとして三日坊主になった過去があるので、今はそれで十分だと思っています。

献立を考えない仕組みそのものを見直したい方は、お試しのあとに「平日の段取りをどう変えるか」まで決めておくと、2回目以降が続きやすくなります。

まずは1社だけ、と決めてしまうのが続くコツです。料金と今週のメニューは、申し込む前にここで確かめられます。
👉 ヨシケイ「お試し5days」の料金と今週のメニューを見る

食卓でカレンダーに書き込んでいる手元。横に野菜スープの器とパン、マグカップが置かれている
※画像はAIによるイメージ

まとめ:お試しは「安さ」でなく「タイプ」と「継続条件」で選ぶ

食材宅配のお試しセットは、初めての人が1世帯1回だけ使える割引セットで、今回の12社では確認できた10社が自動継続なし、定期前提はわんまいると坂ノ途中の2社でした。

選ぶときの順番は、こう考えると迷いにくくなります。

  • とにかく調理をゼロにしたい日がある → 冷凍おかず型(わんまいる、コープデリなど)
  • 15分なら手を動かせる/献立を考えたくない → ミールキット型(ヨシケイ、Oisix、ISETAN DOORなど)
  • 買い物に行けないのがつらい/食材の質を見たい → 食材ボックス型(らでぃっしゅぼーや、大地を守る会、ビオ・マルシェ、坂ノ途中など)
  • 費用をできるだけ抑えて様子を見たい → 500円台から試せる生協系(エリア対象なら。コープデリ500円〜1,980円・おうちコープ500円・生活クラブ500円・パルシステム780円)

そして申し込む前に見るのは、価格ではなく次の3つ。配送エリア/日時指定と置き配の可否/単発か定期初回割引かです。

逆に、こんな方には無理におすすめしません。食費を今より確実に下げたい方、1人分・少量で使いたい方、献立を自分で組み立てるのが好きな方、決まった時間に受け取れず置き配も使えない住環境の方。どれも、お試しの前に分かることばかりです。

料金・送料・最低注文額・キャンセル締切・解約条件・出資金は、時期や地域で変わります。この記事の数字は2026年9月時点の公式案内をもとにしていますが、申し込み時点の最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

答えを1つに決める必要はありません。夕飯に使える時間も、家族の人数も、住んでいる場所も、みんな違うのですから。

まずは「今週いちばんしんどい日」を思い浮かべて、その日を助けてくれそうなタイプを1つだけ選んでみてください。


よくある質問

お試しセットだけ頼んで断れますか?勧誘はありますか?

今回の12社では、確認できた10社が1世帯1回限りの単発購入で、お試し後の継続義務はないと案内されています。コープデリは継続義務も勧誘も一切ないと明記していますし、生協系もお試しを頼んだだけで組合員になるわけではなく、加入はあらためて別の手続きです。対面が気になる場合は、宅配便で届くタイプ(コープデリ・パルシステムなど)を選ぶと受け取り時のやり取りが発生しません。

複数社のお試しを申し込めますか?

会社ごとに「1世帯1回」なので、別の会社であれば重ねて申し込めます。ただし同じ週に集中させると、冷蔵庫が埋まってどちらの感想か分からなくなります。期間をずらして1社ずつ、できれば同じ曜日に届くようにすると、疲れ具合の条件がそろって比べやすくなります。

お試しセットに送料はかかりますか?

今回の12社では、送料無料と明記している会社が大多数でした。らでぃっしゅぼーや、Oisix、大地を守る会、ISETAN DOOR、パルシステム、コープデリ、ビオ・マルシェなどが該当し、ヨシケイも配送料無料と案内されています。わんまいるは地域別、坂ノ途中は別途発生します。本契約後の送料は会社ごとに条件が異なるので、継続を考える段階で公式の送料ページを確認してください。

生協の出資金は返ってきますか?

出資金は料金ではなく預けるお金なので、脱退時に返還される仕組みと案内されています。ただし手続きと時間が必要になる場合があるため、金額や返還の流れは、お住まいの地域の生協の公式ページでご確認ください。


申し込み先のまとめ|この4社は公式ページで中身を確かめられます

本文で扱った12社のうち、いま申し込めるお試しセットの中身と金額を公式ページでそのまま確かめられるのが次の4社です。★中身も金額も時期で変わるので、この記事の数字ではなく申し込む時点の公式表示を見てください。

コースごとの金額と今週のメニューは、公式のお試し5daysのページにまとまっています。
👉 ヨシケイ「お試し5days」の料金と今週のメニューを見る

中身と金額は時期で変わるので、いまの内容は公式で確かめるのが早いです。
👉 Oisixの「おためしセット」の中身を見る

おためしセットとは別に、3週間まるごと試せる枠もあります。
👉 パルシステムの3週間おためし宅配を見る

らでぃっしゅぼーやは、規格外の「ふぞろい食材」を中心にした1回だけの限定セットです。2026年9月28日時点では12品入りで、通常5,500円相当が1,980円(税込)でした。
👉 らでぃっしゅぼーやのおためしセットを見る


この記事で参照した公式情報

本文で触れた料金・条件・サービス内容は、次のページの記載にもとづいています(2026年9月15日確認)。金額や条件は改定されるため、申し込む前に各社の最新のページでご確認ください。

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この記事を書いた人
結城紬

「宅配って高いんでしょう」——そこで止まってしまう方に、送料まで入れた本当の金額をお渡ししたい。このサイトでやりたいのは、それだけです。

毎日のお仕事と夕飯づくり、おつかれさまです。フルタイムで働きながら、夕飯に追われている結城です。以前はスーパーで「今日どうしよう」と立ち尽くす毎日でした。食材宅配やミールキットをひとつずつ調べるうちに、少しだけ肩の荷が下りた気がしています。

料金や条件は、公式の表記を確かめてから書いています。確かめられない数字は書きません。合わない方のことも、正直にお伝えします。

記事の中で「ここ違うのでは」と思われたら、ぜひ教えてください。

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